生まれたことを祝われるのは、なんだか虚しかった。それに対して、なんの感情さえもっておらず、感情がうごかされることもなかったのだ。ぼくは、生まれたくなかったから。でも、生きてきたことを祝ってくれるひとびとに出会い、ぼくは誕生日が好きになった…
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