水鏡文庫

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永遠の海

愛するものよ、愛するものよ

どうか、私の傲慢さなど受け入れないで

海のむこうまで、生きていてくれ 

永遠を海だといった、詩人がいるでしょう?

そこに、永遠はあったのだ

 

さあ、きみはお元気ですか。私はまあまあ元気に生きています。就活とか就活とか就活とか就活とか就活とか、あ〜〜〜〜〜もう、無理になることばっかりで、MILKの古着を買いまくってお金が尽きるくらいは、生きていたんだな。きみは、きみは、生きていた?いま、生きてなくても、いいんだから、生きていたことさえ、それさえあればいいんだから、それでいい。

 

弔い。

 

生きていたことが、確かな永遠だよ。

 

なんなんだろう、このブログは!だけど、書きたいから、書くだけなんだよ。私は、このブログが好きです。アイ、ライク……いや、ラヴ……

 

きみの心のなかみがぜんぶわかってしまっていたら、きっとこうして愛し合うことはなかっただろう。

 

愛し合うって、重いかな?

私は、友達同士でも愛し合ってると思うし、好き!みたいな気持ちがたくさんたくさん集まってめっちゃ強くなってきたら、勝手に愛してるんだけどな。

 

きみは、私のことを愛していなくたっていいから、私にきみを愛させて。どうか、瓶に入っているラヴ・レターを、もういちど。

 

恋愛的に好きな人間とか、めちゃくちゃわからなくて、この歳まで知らんできたんだけど、この前ものすごく素敵な小説を読んだときに、わかってしまった。小説に出てくる登場人物に、重ねてしまうことかもしれないって。

 

恋愛に限りなく近い好きという感情に気付いて思わず、死ぬほど気持ち悪さを覚えちゃった私は、風呂でシャワー浴びながら、何故か泣いてた。湯船に浸かるときには、もう忘れて、就活のこと考えてた。

 

死にたくない。

 

死ぬなら海だと思っていたけれど、やっぱりやめた。

 

私はあなたの何にもなれないのは、分かっているのだ。だけど、このままでいいから、生きさせてください。あなたが、もしふたたび私の大学で講義をすることがあれば…… 会いたい。

 

会いたい、会ってどうする、とかは考えてない。ただ、ひたすらに会いたい。

 

生きていることじゃない、生きていたということですでにすごいんだ、生きていてくれて、生きてくれて、ほんとにほんとにありがとう。

 

MILKのワンピース、着るまで生きようね。

 

積み上げてきたなにかを、壊してもいいけど、なんとかしようね。なんとかなろうね、きみも一緒に。春に吸い込まれた、きみの手を、私は決してほどかない。