水鏡文庫

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18で死ぬつもりだった

 

死にぞこないでちょっとよかった。

 

最近どうもおかしい。夢から醒めてもいつも夢だ。夢の重さと現実の重さがおんなじになって、現実味だと思い込んでいた現実がどんどん遠ざかってしまう。夢が融解している。おんなじお皿に蜂蜜とバターを盛り付けたときみたいに、境目がだんだん分からなくなっている。私が普通だと思っていた世界は、実は違うらしいって最近やっと知った。みんな、それぞれ自分役の役者を持っているわけじゃないんだって。ちなみに、私役の役者さんは、鏡に映る私よりすこしかわいい。役者さんに着せる服やメイクはいつも悩むけど、今日はどんな私が世界に必要とされてるかなって、考えて、演じてもらう。私は、脚本家に近い。たまに、電車の窓ガラスに写った姿が、私のなかでの私とあまりに違っていて、すごくしんどくなる。

 

世界にうたがいをもつのは、すごく大切な気がしている。自分にみえている世界が、必ずしも絶対じゃなくて、理解できないことを理解することって、難しいけど。みんな、弱い。私も。

 

人間がどんなに発達したって、地球には抗えないじゃん。それくらい脆弱。

 

私は、渋谷というまちが好きだ。ひとりで渋谷を歩くことが幸せだった。ピンクのイヤホンからアイドルソングを流して、渋谷の人混みに紛れて、何者でもないときの自分が、いちばんに好き。でも、そんなもん、イヤホンかアイドルソングのどちらかでも欠けたら、途端に歩けなくなるくらい脆弱な、そんな存在だ。

 

ゼミで、将来なにしたいですか?って先輩に聞かれて、完全に困ってしまった。だから、就職もする気がないって、言ったけど、なんだか空気がしらけたから、私はこうやっていつまでも論文読んで、意見を交わしていたいだけなんですって、話したよ。就活ガイダンス、今度あるけど、歯医者の予約入れた。

 

めっちゃどーでもいい話ばっかりですね。脳が弱ってんのか、なんも思い出せない。

 

ここ最近、何があったのかな。