水鏡文庫

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『キラキラ☆プリキュアアラモード』第29話 自己の影をみるということ

※この文章には『キラキラ☆プリキュアアラモード』第29話のネタバレおよび画像が含まれています。それらが苦手なかたには閲覧を推奨しません。 私は『キラキラ☆プリキュアアラモード』という作品に対して、多大なる期待を寄せていた(いる)と言ってもいいと思…

はじめて同人誌を買った話

「漫画を読むと馬鹿になる!あなたは馬鹿じゃないんだから、馬鹿がうつるわ、返していらっしゃい!」 友だちから借りた少女漫画雑誌を抱えている小学生の私に、母親が言い放った、いまも忘れられない言葉である。 ママに嫌われたくない。ママが好きないい子に…

誰も悪くないかもしれない、ということ

この世界には、しばしば善か悪かあるいは白か黒かというふたつの思想をもって語られることがあまりに多い。だからといって、私がそのように思考することを辞められるほどの聖人でもないわけで、むしろそのふたつに支配されがちな人間であるということは、十…

『ユーリ!!! on ICE』と出生家庭

先日『ユーリ!!! on ICE』についての記事【アニメ『ユーリ!!! on ICE』からみる「既存の枠組み」からの脱却 - 水鏡文庫】を執筆して、たくさんのRTや♡をいただき、本当に嬉しい限りです。ありがとうございます。 さて、今回は『ユーリ!!! on ICE』のキャラク…

『ユーリ!!! on ICE』からみる「既存の枠組み」からの脱却

2016年9月某日、私ははじめてこのアニメのディザーPVを目にした。元来フィギュアスケートの大ファンであり、作画オタク(なんて烏滸がましくて言えないただの趣味レベルです……)である筆者にとって大変な衝撃であった。「くそやばい、オシャレじゃん……」なこの…

輪廻の果てに飛び降りる

タイトルは、スピッツの「青い車」からいただきました。スピッツが昔からだいすきなのですが、なかなか意味深な歌詞が多いので、たくさんの解釈がたくさんの方によってなされています。君の青い車で海に行こうおいてきた何かを見に行こうもう何も恐れないよ …

暗鬱な世界観とその魅力

精神的に疲れたときには、明るい音楽を聴けばいいのだろうと勝手に思い込んでいました。けれど、心理学上では自分の精神状態に一番マッチする音楽を聴くほうが回復につながるということで。くらい曲を探して、まず見つけたのは。たまの「電車かもしれない」P…

森鷗外『舞姫』の悲劇は豊太郎の母親によってもたらされた? 〜マトリサイドと青年期の心理学〜

みなさんごきげんよう。水鏡です。突然ですが、マトリサイドとは聞きなれない言葉だと思いませんか?もちろん、私もはじめからこの言葉を知っていたわけではありませんでした。けれど、 Twitterで仲良くしていただいているあるフォロワーさんがこの言葉を使…